交際クラブという業界も世に知れ渡ってから3年ほどの月日が経過しています。それまでは全く聞いたこともなく、ウェブ検索で調べたところで重要な情報も出てこず、秘密の会員制サービスといった怪しさも出ていました。しかし、今となってはまるで出会い系サイトの如く一気に認知され始めてきています。それもこれも、交際クラブやデートクラブといった言葉が流行したからではなく、キャッチーな言葉として『パパ活』という言葉が生まれたからといわれています。パパというと父親という意味合いがありますが、高級クラブなどの夜の世界などでは支援者(パトロン)・愛人などを指す言葉として使われる機会があったでしょう。交際クラブの業界を利用している人からすると、馴染み安い言葉で同じようにパパと表現する機会も多かったことでしょう。とはいっても、これまでもそのような表現がされていたかというとほぼそういうことはなく、あえて表現をしようとするならば該当するといった程度であったと考えられます。しかし、パパ活という言葉が流行りだすと交際クラブを利用する男性会員を指すような言葉へと変わっていきました。ですが、ここでいうパパとはまさに愛人的なものであり、もの優しいパトロンなどではありません。その「支援」というようなものが、出会い系サイトで使われているような援助といった意味合いを含めてきたのかもしれません。ですので、パパ活は簡単に表現してしまうサポート相手でありセフレなのです。そんな雰囲気が蔓延してきていまうと容易に想像できてしまうのが、交際クラブ業界の堕落です。今まで高級感を重視したハイレベルサービスであったものが、一般の女性と男性との交流をメインとしたパパ活行為にスライドしてきてしまったのです。しっかりと業界を認識して覚悟を持っていた女性たちも、今や出会い系サイトの延長のように交際クラブを認識してしまっています。こうなっては交際クラブというブランドも今ではあまりなくなってきてしまったのです。それもそのはず、交際クラブ側は男性会員を厳選して質を維持していますが、入会を希望される女性は非常にレベルが低下してきてしまっているからです。断念なことにこれに対応するためには女性の入会基準の審査を高めることしかできず、根本的に改善することは出来ません。良い女性を見極めての会員を募集するしかないのです。すると、人口の減少が続く現在では日に日に新規の女性入会者数が減少していってしまう逆の動きとなってしまっているのです。やはり、サービスの安売りをするのではなく高く設定することがクオリティーの維持に繋がるでしょう。これを止めることが出来なければ近い将来に『交際クラブ』は廃れていってしまう可能性がありそうです。
パパ活 LABO

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